子供が小学校、中学校になると、学校にお金がかかるようになります。
義務教育だから、そんなにお金はかからない。
と、思っていたのですが、思っていたよりも意外とお金がかかります・・。
( ;∀;)
そうなってくると、地味に家計を直撃するのが給食費。
毎月4,000円~5,000円くらいかかってきます。
年に換算すると5~6万円くらい・・・。
1食に換算すると安いといえば安いんだけど・・・
給食費を滞納する気はないけど・・・
できれば何とかしたい・・。('Д')
そんな給食費にお悩みのシングルマザーの方に!
ありがたい事に、児童扶養手当を受給していて手続きをすれば、給食費は免除されます。
就学援助制度とは?
学校教育法第19条では「経済的理由によって、就学困難と認められる学齢児童生徒の保護者に対しては、市町村は必要な援助を与えなければならない。」とされています。
そういった理由から、条件さえ満たせばシングルマザーに限らず、就学援助制度を利用する事ができるんです!(*^▽^*)
就学援助の対象者は?
就学援助の対象となるのは、以下の方です。
- 生活保護の廃止・停止を受けてもなお経済的に困っている方
- 市・県民税が非課税であるか、または減免の適用を受けている方
- 国民年金または国民健康保険の保険料の全額減免を受けている方
- 職業安定所登録の日雇い労働者の方、または生活福祉資金貸付制度の貸付を受けている方
- ひとり親家庭などで児童扶養手当を受けている方
- 保護者の市民税 所得割額と県民税 所得割額の合算が基準額以下である方
なので、児童扶養手当の受給資格のあるシングルマザーで、小中学生のお子さんがいるのなら給食費も免除されます。
対象から外れていても、収入が減少した場合は、対象となることもあります。
新型コロナウィルスの影響で収入が減少した・・というシングルマザーの方は該当すれば対象となりますので、心当たりがあるようなら、申請してみることをおすすめします。
給食費の免除を受けるには手続きが必要
就学援助制度の申し込みは、市区町村役場で受け付けてくれるところが多いようですが、お住いの地区によっては学校で受け付けるところもあるようです。
小学校や中学校の入学説明会や、小中学校に入学してからも就学援助制度に関するプリントが配られます。
そのプリントに就学援助制度の申し込み先なども記載されていますので、いざという時のために保管しておくとよいかもしれません。
もしも、就学援助制度についての詳細がわからない場合には、お住いの市区町村役場のホームページなどに掲載されていますので探してみてください。
去年までは、就学援助制度も毎年手続きが必要でしたが、今年から、一度認定されると認定基準を満たし続ける場合は、自動更新になりました。
ただし、収入が上がったりして就学援助制度の条件を満たさなくなると、自動更新も途切れてしまい、改めて申請が必要になります。
給食費はどうやって免除される?
私の子供の通う学校の場合は、一旦私の口座から給食費が引き落とされて、翌月の月末に引き落とされた金額が振り込まれるという形で給食費が免除されています。
なので、給食費が引き落とされる前には、銀行口座をチェックしておかないと、うっかり残高不足で引き落としができない・・。なんてことになります・・。(;^_^A
学校によっては、保護者の口座からの引き落としや振り込みは行わず、給食費を免除する形で援助してくれるところもあるようです。
まとめ
該当しているシングルマザーの方は、忘れずに就学援助制度も申請しましょう。
シングルマザーの方で、今まで児童扶養手当の受給資格が無かったとしても、新型コロナウィルスの影響で、収入が減少した場合などは児童扶養手当が受給できるようになるかもしれません。
収入が減ったな・・。
という場合は、児童扶養手当が受けられないかどうか、市区町村役場で相談してみてください!